こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「初心でも簡単!バックアップ方法を2つ紹介」を読めば、ワードプレスのバックアップ方法がわかりますよ!
実際に、私がワードプレスでバックアップを取っているオススメの方法を紹介しますね。
※「すぐに、バックアップの方法を知りたい!」という方は、「初心でも簡単!バックアップ方法を2つ紹介」から読んでくださいね!
目次
ワードプレスのバックアップが必要な理由3つ
ワードプレスサイトを安全に運営するためには、バックアップは必要不可欠です。
理由は下記3つになります。
- ハッキング被害の防止
- アップデートなどによる不具合対策
- カスタマイズ中のミスに対応
上記のトラブルが発生した時に、バックアップがあれば短時間で元の状態に復元できます!
ミゾ室長
ハッキング被害の防止
ワードプレスサイトはハッキング攻撃の標的になりやすく、被害に遭うとサイト運営に深刻な影響を与えます。
ハッキング被害の影響を下記にまとめますね。
- サイト内容の改ざん
- 怪しい広告や悪質なリンクの埋め込み
- ログインの改ざん
- スパムメールの送信
これらの被害は訪問者にも迷惑をかけ、サイトの信頼性を大きく損ないますし、修復に大変な労力が取られます。
ミゾ室長
アップデートなどによる不具合対策
ワードプレス本体やプラグイン・テーマをアップデートする時に、不具合が発生する場合があります。
新しいバージョンとプラグインの相性が悪くエラーが起きるケースがあるからです。
具体的な不具合としは、画面が真っ白になったり、管理画面にログインできなくなったりすることがありますよ。
不具合が起きると、原因の修復に多くの時間をかかるので、サイトが正常に機能しない状態が続いてしまいます。
ミゾ室長
カスタマイズ中のミスに対応
カスタマイズ作業中に、記述ミスやファイルの誤った変更によってサイトが正常に表示されなくなることがあります。
ミスがあるとレイアウトが崩れたり、サイトが真っ白になったりします。
特に初心者の場合、どこを間違えたのか特定するのは難しく、元の状態に戻すのも大変です。
バックアップがあれば、いつでも変更前に戻せるので、安心してサイトの改良に取り組めますよ!
ワードプレスでバックアップすべきタイミング4つ
ワードプレスのバックアップは、適切なタイミングで実行することでサイトを安全に運営できます。
バックアップすべきタイミング4つを下記にまとめますね。
- ワードプレス本体のバージョンアップ時
- プラグインやテーマのバージョンアップ時
- カスタマイズ時
- 定期的なバックアップ
ワードプレス本体の更新時
ワードプレス本体のアップデートは、セキュリティ強化のために必要ですが必ずバックアップをとりましょう!
理由は、テーマやプラグインとの互換性の問題で不具合が発生することがあるからです。
特にメジャーアップデート(機能・仕様の変更などの大きな更新)では、システムが大幅に変更されるため、サイトが正常に動作しなくなる可能性が高くなります。
また、ワードプレスはデフォルトで自動更新が有効になっているため、気づかないうちにアップデートが実行されることもありますよ。
プラグイン・テーマの更新時
プラグインやテーマの更新時も、サイトに不具合が発生する可能性があるので、バックアップが必要です。
ワードプレス本体のアップデートと同様で更新されたプラグインやテーマの互換性に問題があると、不具合が発生するからです。
特にテーマの更新では、デザインが大きく変わったり、レイアウトが崩れたりすることがありますよ。
ミゾ室長
カスタマイズ時
デザインや機能をカスタマイズする際も、必ずバックアップを取ってから作業を行いましょう!
どんなに小さな変更でもコードの記述ミスによってサイトが正常に表示されなくなるリスクがあるからです。
特に初心者の場合、意図しない箇所を変更してしまい、サイト全体が動作しなくなることも珍しくありません。
複数の箇所を同時に変更した場合、どこに問題があるのか特定するのが困難です。
定期的なバックアップ
予期しないトラブルに備えるため、定期的な自動バックアップも重要です。
ハッキング攻撃やサーバー障害などは、いつ発生するか予測できないので、常に最新のデータを保存しておく必要があります。
手動でバックアップを取る方法もありますが、忘れてしまうことがありますね。
レンタルサーバーの自動バックアップ機能やプラグインを使って、週1回や月1回など定期的にバックアップを行う仕組みを構築しましょう!
ワードプレスでバックアップするデータはこの2つ
ワードプレスのバックアップでは、「ファイルデータ」と「データベース」の2種類を保存する必要があります。
- ワードプレステーマ
- プラグイン
- メディアファイル(画像・動画など)
- 投稿記事の内容・コメント
- ワードプレス・テーマ・プラグインの設定内容
どちらか一方だけでは完全な復元ができないので、両方をセットでバックアップすることが重要です。
この2つのデータを保存しておけば、トラブル発生時にサイトを元の状態に完全復元できますよ!
初心でも簡単!ワードプレスのバックアップ方法を2つ紹介
ワードプレス初心者でも手軽に実践できるバックアップ方法はこの2つです!
- レンタルサーバーの自動バックアップ機能を使用する
- プラグイン(BackWPup)を使用する
レンタルサーバーのバックアップ機能を使用する
レンタルサーバーには自動バックアップ機能が標準で使えて、特別な設定も不要なので初心者におすすめの方法です。
サーバー側で定期的にデータを保存してくれるため、手間をかけずにトラブルに備えることができますよ。
エックスサーバーの場合は、ウェブデータやデータベースを7~14日間保管し、管理画面から簡単に復元作業が行えます!
データの保存や復元処理が安定しており、バックアップの失敗リスクが低いのも大きなメリットです。
ミゾ室長
プラグイン(BackWPup)を使用する
BackWPupは、ワードプレス専用のバックアップが簡単に取れる人気プラグインです。
自動バックアップ機能により定期的なデータ保存ができ、手動でのバックアップにも対応しているため、カスタマイズ前など任意のタイミングでデータを保護できます。
容量制限がないため大きなサイトでも安心して使用でき、多くのユーザーに利用されているため設定方法などの情報が豊富に見つかるでしょう。
バックアップデータはサーバー内保存だけでなく、パソコンへのダウンロードも可能なため、より確実にデータを守れます。
レンタルサーバーのバックアップ機能と併用することで、二重の安心を得られるのです。
プラグイン『BackWPup』のインストール方法
ここからは、ワードプレスにプラグイン『BackWPup』をインストールする方法を紹介しますね。
まずは、ワードプレスの管理画面にログインし「プラグイン」→「プラグイン追加」をクリックします。
①検索窓に、「BackWPup」と入力すると、「BackWPup」のプラグインが表示されます。
②「今すぐインストール」をクリックして、プラグインをインストールします。
インストールした後、「有効化」ボタンが表示されるのでクリックします。
これで、ワードプレスに「BackWPup」プラグインをインストールできました!
プラグイン「BackWPup」の自動バックアップ設定方法
ワードプレスでバックアップすべきタイミング4つでお伝えした「④定期的なバックアップ」に最適な方法になります!
上記のインストール手順で「有効化」をクリックすると、下記の画面が表示されます。
①「ファイル」と「データベース」にチェックが入っていることを確認します。入っていない場合はチェックを入れましょう!
②チェックが入ったら「Save&Continue」をクリックします。
保存スケジュールの設定
①で保存スケジュールの設定します。
頻度は「Monthly(1ヶ月)・Week(1週間)・Daily(1日)」の中から選べますよ!
頻度を選んだら、②「Save&Continue」をクリックします。
保存場所の設定
次に、バックアップの保存場所を設定します。①「Website Server」をクリックしましょう。
右側にフォルダー設定の画面が出るので、「保存 & 接続をテスト」をクリックします。
保存・接続をテストに問題がなければ、「Save&Continue」ボタンが押せるようになるのでクリックします。
すると、下記の画面になり自動バックアップが始まります。
「バックアップが◯秒で作成しました。」と表示されれば、自動バックアップの設定完了になります!
続けて、「閉じる」ボタンをクリックしましょう。
BackWPupのトップ画面に移行します。設定を行なったバックアップデータは、この画面で確認できますよ!
プラグイン「BackWPup」の手動バックアップ設定方法
ワードプレスでバックアップすべきタイミング4つでお伝えした内の下記3つに最適な方法です。
- ワードプレス本体のバージョンアップ時
- プラグインやテーマのバージョンアップ時
- カスタマイズ時
ワードプレスのダッシュボードから①「BackWPup」をクリックします。
上記の画面になるので②「今すぐバックアップ」をクリックしましょう。
上記のポップアップが出るので、「Start」をクリックします。
「バックアップを◯秒で作成しました。」と表示されると、手動バックアップの設定完了です!
バックアップデータのダウンロード方法
続いて、バックアップデータのダウンロード方法をお伝えしますね。
BackWpupトップ画面を下にスクロールすると、「Backups History」欄があります。
①ダウンロードしたいバックアップデータの「:」をクリックします。
次に②「ダウンロード」をクリックします。
プラグイン「BackWPup」でバックアップを行おう!
ご紹介したバックアップ方法を使えば、安心してワードプレス運用ができますよ。
最後に、紹介したバックアップ方法をまとめますね。
- レンタルサーバーの自動バックアップ機能を使用する
- プラグイン(BackWPup)を使用する
- ワードプレス本体のバージョンアップ時
- プラグインやテーマのバージョンアップ時
- カスタマイズ時
- 定期的なバックアップ