
- ドメインって色んな種類があるけど個人事業主だと、なにを選んだらいいの?
- 独自ドメイン(有料)とサブドメイン(無料)ってなにが違うの?
- 独自ドメイン(有料)だと何円位かかるの?
こんな疑問をもつ個人事業主の悩みを、解決する記事になっています!
本記事で分かる内容
- 個人事業主が独自ドメインを取得した時のメリット・デメリット
- 個人事業主に適したドメインの種類、費用
私はホームページ製作会社で実務を経験後、フリーランス(副業)としてホームページ製作にかかわり、個人事業主向けのドメインについて説明してきました。
その中で、よく聞かれる疑問点を整理してお伝えしますね。
目次
個人事業主向けドメインの選び方
ドメインは、大きく分けると独自ドメイン(有料)とサブドメイン(無料)の2種類になります。
個人事業主向けドメインは、結論から言うと
独自ドメインを使いましょう!
独自ドメインは有料なので種類によって、年間1,000~3,000円ほどのコストが発生してしまいます・・。
ですが、それ以上のメリットが独自ドメインにはあります!
まずは、独自ドメインとサブドメインの違いついて説明しますね。
独自ドメインとサブドメインの違い
サブドメインとは?
サービス提供会社(無料ブログ・無料ホームページ作成サービス・レンタルサーバーなど)に登録した時、無料でもらえるドメインです。
サービス提供会社が取得した独自ドメインを細かく分割して、サービス利用者に振り分けるているので無料で利用できます。
ドメイン費用は発生しませんが、SEO(検索で上位に表示させる)での制約や、サービス提供会社に依存するので、突然使えなくなる・・と言う危険性があります。
独自ドメインとは?
ドメイン登録サービス(お名前.comなど)を利用して有料で取得し、自社名などの自分が指定した好きな名前のドメインを使えます。
さらに詳しい内容を、紹介して行きますね。
個人事業主が独自ドメインを取得するメリット・デメリット
独自ドメインを取得するメリット・デメリットを下記にまとめました。
独自ドメインを取得するデメリット
- ドメイン費用の発生
- ホームページへの設定やドメインの管理が必要
- 無料ブログ・無料ホームページ作成ツールなどで使用する時、設置費用が発生する
何もやらなくて良いサブドメインと違い、自分で取得する独自ドメインの場合は、ドメインの自己管理(年一回の契約延長など)やホームページへの設置作業を行わなくてはいけません。
とは言っても、ドメインとサーバーの連携も各レンタルサーバー会社で詳しく解説しています。
支払いもカードの自動引き落としが使えるので、そこまで大変ではないです。
独自ドメインを取得するメリット
- SEO(検索で1ページ目に表示させる)が有利になる
- 新しいホームページを作った時、前のホームページからドメインを引き継げる
- 企業としての信頼性向上
- 独自ドメイン名でメールアドレスを作れる
それぞれ詳しく解説して行きます。
SEO(検索で1ページ目に表示させる)が有利になる
サブドメインを使った場合は、提供しているサービス会社のドメインに依存するため、SEO対策で不利になる事があります。
具体的に言うと、ブログで記事を公開して、上位キーワード狙ったとします。
その時、同じブログサービスを利用している他者が、同じキーワードで記事を書いた時、優劣を判断して、どちらか一つしか検索に表示しないことがあります。
独自ドメインを使うことで、上記を回避することができます。
さらに、継続して使うことでドメインのレベルが上がり(ドメインパワーといいます)、SEOで有利になります。
新しいホームページを作った時、前のホームページからドメインが引き継げる
サブドメインを提供しているサービス会社が、突然サービスを停止した場合、ホームページとサブドメインはなくなります。
ですが、独自ドメインを取得して使っていた場合、新しくホームページを作り直した時に、今までの独自ドメインを継続して使えます。
企業としての信頼性が上がる
誰でも無料で使えるサブドメインに比べて、費用をかけて所得している独自ドメインの方が信頼性の担保につながります。
特に、【JP】は、日本国内に住所がある人のみ取得できる制限があるので、一目見ただけでホームページの信頼性が上がると言えますね。
独自ドメイン名でメールアドレスが作れる
Gmailなどのフリーメールアドレスはプライベート感が強いため、商業には向いていません。
自社名などで所得した独自ドメインでメールアドレスを作成することが出来るので、信頼性が上がります。
独自ドメインを取得したあとは、メールを送受信するためにレンタルサーバーを契約しなくれば使えません。
独自ドメインの種類と費用
独自ドメインを取得した場合は、トップレベルデザイン(ne.jpの部分)を選ぶ必要があります。種類によって取得の条件、値段、用途が変わってきます。
トップレベルデザインの中にも国内対象ドメイン(国コードトップレベルドメイン)と世界対象ドメイン(分野別トップレベルドメイン)に分かれます。
オススメの独自ドメイン(トップレベルデザイン)
予算に余裕がある場合は、日本人しか使えない国内対象ドメインの【JP】がオススメです。
とは言って少し高いので費用を抑えたい場合は世界対象ドメインの【com】が一般的に多く使われていて無難です。
他にも色々な種類があるので下記にまとめます。
国内対象ドメイン(国内限定:日本人のみ取得可能)
*ドメイン取得会社によって年間・更新費用が変わるので目安です
種類 | 用途 | 登録条件 | 年間費用 |
---|---|---|---|
jp | 日本国内に住所がある人のみ取得できる | 日本人のみ | 2,000円ほど |
co.jp | 営利法人用:日本国内で登記を行っている法人のみ取得できる | 法人のみ | 3,500円ほど |
ne.jp | 日本国内のネットワークサービス提供者のみ取得できる | ネットワーク サービス提供者 |
7,000円ほど |
【co.jp】は法人のみなので個人事業主は所得できません!
世界対象ドメイン(世界共有:誰でも取得可能)
*ドメイン取得会社によって年間・更新費用が変わるので目安です
種類 | 用途 | 登録条件 | 年間費用 |
---|---|---|---|
net | ネットワークサービス提供者が対象 | 誰でも可 | 1,200円ほど |
com | 商業組織用 | 誰でも可 | 800円ほど | org | 非営利団体を対象:現在は用途に制限はなく幅広く使われている | 誰でも可 | 1,300円ほど | biz | ビジネス対象:商用利用にのみ取得可能 | ビジネス利用者 (審査はなし) |
300円ほど | shop | お店をイメージさせる | 誰でも可 | 2,000円ほど |
上記のように信頼性の高い国内対象ドメインの方が費用も高くなります。
オススメ!ドメイン取得サービス【4選】
ドメイン取得サービスによって、年間・更新費用が変わってくるので、比較が必要です。
お得なキャンペーンを行っている場合があるので、その辺りも考慮して選びましょう!
注意!:WHOIS情報公開代行について
個人事業主がドメインを取得する時に気をつけないといけないのが、『whois』です。
whoisとは?
世界中のドメイン保持者情報(IPアドレス・氏名・住所などの)を保存するデータベースで、誰でも観覧できます。ICANN(アイキャン)より登録を義務付けられています。
上記のとおり、ドメインを取得すると個人事業主の個人情報が、世界中誰でも観覧できる状態になってしまいます。
ドメイン取得サービスが提供する『WHOIS情報公開代行』を使うことで、ドメイン取得者の個人情報の代わりに、ドメイン会社の情報を掲載してくれます。
これで、個人情報の開示をふせぐことができるので、ぜひ、利用しましょう。
お名前.com
お名前.com
登録実績2,200万件のドメイン登録サービスで、業界最大手です。ドメインの種類も多く値段も比較的安いです。
*時期により値段変更あり
種類 | 取得費用 | 更新費用 |
---|---|---|
jp | 2,340円 | 2,840円 |
com | 760円 | 1,280円 |
【電話サポート】 あり
【WHOIS情報公開代行】 新規登録:無料
エックスドメイン
エックスドメイン
定番のドメインが国内最安で取得できます。同じ系列のレンタルサーバー会社エックスサーバーを利用すれば、メール送受信用のサーバーとして使えて、設定や管理も簡単に行えます。
*時期により値段変更あり
種類 | 取得費用 | 更新費用 |
---|---|---|
jp | 2,820円 | 2,820円 |
com | 780円 | 1,180円 |
【電話サポート】 あり
【WHOIS情報公開代行】 無料
ムームードメイン
ムームードメイン
10年以上の実績があり多くの企業で使われています。毎月ドメインの割引サービスを行っているのでチェックしてみて下さい。
*時期により値段変更あり
種類 | 取得費用 | 更新費用 |
---|---|---|
jp | 2,840円 | 3,040円 |
com | 999円 | 1,480円 |
【電話サポート】 なし
【WHOIS情報公開代行】 無料
スタードメイン
スタードメイン
国内最安値に挑戦しているドメイン取得サービスなので、比較的安く買えます。
*時期により値段変更あり
種類 | 取得費用 | 更新費用 |
---|---|---|
jp | 2,360円 | 2,360円 |
com | 880円 | 1,180円 |
【電話サポート】 なし
【WHOIS情報公開代行】 無料
【キャンペーン情報】エックスサーバーでドメインを永久無料プレゼント!さらにキャッシュバック!
ホームページやメールでサーバーが必要な方は必見!今このキャンペーンを使えば年間1,000円程のドメイン代が無料さらに最大3万円キャッシュバックになります。
エックスサーバー
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とは言っても、上記のキャンペーンはデメリットもあります。
下記にまとめたので、一読してからキャンペーンを利用するか考えてみて下さい。
ドメイン永久無料キャンペーンを利用する場合のデメリット
- 安価なドメインからしか選ばない
- エックスサーバーの利用をやめた場合、もらったドメインは使えなくなる
安価なドメインしか選べない
jpのような高額なドメインではなく、【.com/.net/.org/.biz/.info/.xyz/.link/.click/.blog】の中からしか選べません。
年1回の更新を考えると年間1,000円程度がお得になると言えます。
エックスサーバーの利用をやめた場合、もらったドメインが使えなくなる
エックスサーバーから他のレンタルサーバーに変えようと思った時、キャンペーンでもらったドメインの移行はできません。
以上のようなデメリットがあるので注意が必要です・・。
このキャンペーンを利用しない場合の、オススメな取得パターンを下記で紹介しときますね。

このサイトも、このパターンで運営しているよ!
オススメ!:ドメイン➕レンタルサーバーの組み合わせ
エックスサーバーは業界最大手で価格・機能面で間違いないので、このまま利用します。
なので、
今ならキャッシュバックもあるので、この機会に利用しましょう!
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