こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「個人事業主向けメールアドレスの作り方」を読めば、個人事業に最適なメールアドレスが作れますよ!
ミゾ室長
記事前半では『独自ドメインでメールを作るメリット・デメリット』、後半では『独自ドメインでメールを作る手順』を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「独自ドメインでメールを作る方法を知りたい!」という方は、「4.独自ドメインでメールアドレスを作る4ステップ」から読んでくださいね!
目次
個人事業主のメールアドレスの作り方はこの3つ
まずは、個人事業主がメールアドレスを作る方法3つを紹介します。
①個人事業主は独自ドメインでメールアドレスをつくりましょう!
この中で個人事業主にオススメなのは、『①独自ドメインとメールアドレスをつくる』です!
理由は『独自ドメイン代』と『メールサーバー代』の費用が必要ですが、それ以上のメリットがあるからですね。
ドメイン取得サービス(お名前.comなど)を使って取得し、年間1,000~7,000円ほどの登録料・更新料を払う必要がありますよ。
実際に、私も独自ドメインで作ったメールアドレスを仕事用として使っていますが、費用以上のメリットがあると実感していますよ。
下記で、②フリーメール、③プロバイダがオススメできない理由と、①独自ドメインでメールアドレスをつくるメリット・デメリットを解説していきますね!
②Gmailやヤフーなどのフリーメールがオススメできない理由
お客さんによっては、Gmailやヤフーなどのフリーメールアドレスは信用性がないと感じる場合があります。
なぜなら、誰でも無料で作れていつでも捨てることができるから。
迷惑メールとしての印象が強いのも理由のひとつです。
ミゾ室長
③インターネットプロバイダのメール利用がオススメできない理由
プロバイダのプラットフォームに依存してしまうからです。
メールアドレスにプロバイダを表す文字列が入っているため、プロバイダを変更した場合、メールアドレスが使えなくなってしまうから。
その場合、『取引先にメールアドレス変更の連絡』や『メールアドレスが載った印刷物(広告・名刺)の作り直し』を行わなくてはなりません。
ミゾ室長
独自ドメインでメールアドレスをつくるデメリットは費用のみ
独自ドメインでつくったメールアドレスは、フリーメールと違いメール費用が発生してしまいます!
なぜなら、ドメイン代とメールを送受信するためのレンタルサーバー代が必要だからです。
メール専用サーバーを使えば下記の費用になります。
- 独自ドメイン代・・1,500~3,000円/年
- メール専用サーバー代・・1,500円/年
ミゾ室長
独自ドメインでメールアドレスをつくるメリット3つ
次に、独自ドメインでメールアドレスをつくるメリット3つ紹介していきます!
- お客様からの信頼性アップ
- 自由な文字でアドレスがつくれる
- 1つのドメインで複数のメールアドレスがつくれる
お客様からの信頼性アップ
無料のフリーメールより、費用をかけてつくった独自ドメインのメールアドレスの方がお客さんに安心感を与えますね。
なぜなら、フリーメールの場合だと『セキュリティ面でしっかりしてないのでは?』と不安にさせる可能性があるからです。
実際に、フリーメールを迷惑メールに振り分ける設定にしている企業もありますね。
ミゾ室長
自由な文字でアドレスが作れる
自由な文字でアドレスが作れることは、下記2つのメリットがあります!
自社の名前をアドレスとしてつかうことができるので、ブランディングに効果的です。
理由は、『✖️✖️✖️ @△△△.com 』の△△△部分に社名を入れることができるから。
具体的に言えば、お客さんにメールアドレスだけで自社だと認識してもらうことができますね。
フリーメールやプロバイダだと、サービスが突然終わった場合は同じメールアドレスが使えなくなります!
なぜなら、サービス提供会社の文字がアドレスにつかわれているから。
具体的に言えば『✖️✖️✖️ @gmail.com 』『✖️✖️✖️ @yahoo.co.jp 』などですね。
そのため、提供会社の都合によって同じメールアドレスが使えなくなってしまうと言えます。
1つのドメインで複数のメールアドレスが作れる
1つの独自ドメインで、従業員や用途ごとに複数のアドレスをつくることができます!
『✖️✖️✖️ @△△△.com』
代表用アドレス:info@会社名.com
社員名Aアドレス:itou@会社名.com
社員名Bアドレス:katou@会社名.com
上記の通り、△△△を会社名、✖️✖️✖️を代表はinfo、社員はそれぞれの名前(itou.katou)でつくることも可能ですよ。
ミゾ室長
独自ドメインでメールアドレスを作る4ステップ
以下では、「独自ドメインでメールアドレスを作る手順」を4ステップで紹介していきます。
- ドメイン取得サービスで独自ドメインを取得する
- メールサーバー(レンタルサーバー)を借りる
- 独自ドメインとサーバーを紐付ける
- メールアドレスを発行する
ステップ1:ドメイン取得サービスで独自ドメインを取得する
まずは、独自ドメインの取得を行いましょう!
独自ドメインはドメイン取得サービス(お名前comなど)を利用して取得することができます。
下記にて、『メールアドレスのドメイン名の決め方』と『個人事業にオススメのドメイン取得サービス』を解説しますね。
メールアドレスのドメイン名の決め方を解説
■メールアドレス『✖️✖️✖️ @△△△.com 』
ドメインを取得する時に、△△△の部分(サードレベルドメイン)とcomの部分(トップレベルドメイン)を決めなくてはいけません。
△△△部分(サードレベルドメイン)の決め方
ドメイン名は屋号で作りましょう!
なぜなら、お客さんがメールアドレスを見ただけで自社だとわかるからです。
お客さんにも安心してもらえますね。
さらにドメイン名の決め方について知りたい方は、下記の記事を参考にしてください!
com部分(トップレベルドメイン)の決め方
com部分は複数の種類があるので業種にあわせて選びましょう!
・jp・・日本国内に住所がある人のみ取得
・ne.jp・・日本国内のネットワークサービス提供者のみ取得
・com・・商業組織用
・net・・ネットワークサービス提供者が対象
・biz・・ビジネス対象:商用利用にのみ取得可能
・shop・・お店をイメージさせる
個人事業にオススメのドメイン取得サービス
ドメイン取得サービスは、できるだけレンタルサーバーと同じ会社を選びましょう!
なぜなら、ドメインとサーバーを紐づける設定や管理が楽だからです。
【com】【net】などの安価なドメインは、レンタルサーバーを契約した時にもらえるのでステップ2で設定しましょう。
【jp】【co.jp】【ne.jp】は下記のドメイン取得サービスを参考に取得して下さいね。
ステップ2:メールサーバーを借りる
独自ドメインで作ったメールを使うには、メールサーバーを借りる必要があります。
なぜなら、独自ドメインで作ったメールアドレスは送受信の機能がないから。
ドメイン取得サービスでメール専用サーバーを提供していることもあるので、そのまま使えば設定や管理が楽です!
下記では『メールサーバーを選ぶ時のポイント4つ』と『メールサーバーの種類』について解説しますね。
メールサーバーを選ぶ時のポイント4つを解説
メールサーバーを選ぶ時のポイントは下記の4つです。
- 価格
- 性能
- サポート体制
- セキュリティ対策
価格
メールサーバーの価格は月額100~10,000円程で、金額差が大きいですね。
理由は、容量やセキュリティ、バックアップ体制の違いになります。
大企業と仕事を行う場合は、セキュリティが充実したサーバーを選んだ方がいいでしょう。
性能
性能面は、主にメール容量とメールアカウント数に注目しましょう!それぞれ解説しますね。
容量が上限になるとメールの送受信ができなくなってしまいます。
目安としては、『300文字のテキストメールで0.005MB』なので容量1GBの場合は20万通ですね!
無制限の場合はいくらでも作れますが、容量を気を付ける必要がありますね。
サポート体制
トラブルによりメール送受信ができなくなっても、すぐに対応してくれるレンタルサーバーを選びましょう!
理由は、お客様の信用を失うことに繋がるからですね。
問合せ方法も、メール・電話・チャットに対応して、24時間365日の電話サポートがあれば安心できますよ。
セキュリティ対策
ビジネスメールの場合、特にセキュリティ面での注意が必要です!
なぜなら、機密情報や個人情報など重要な情報をあつかうから。
また、マルウェアによりお客さんにウィルスをうつす可能性もありますね。
メールサーバーは『メール専用サーバー』か『レンタルサーバー』の2択
メールサーバーは、『メール専用サーバー』かホームページに使う『レンタルサーバー(メール機能)』を使うかの2パターンです。
メール専用サーバーとレンタルサーバー(メール機能)の違いは下記になります。
- メール専用サーバー・・メールのみ
- レンタルサーバー(メール機能)・・ホームページとメールに使える
下記では2つのサーバーの特徴を、さらに詳しく紹介しますね。
①レンタルサーバーのメール機能を利用する
『ホームページでレンタルサーバーを持っている』または、『ホームページを作る予定がある』人は、レンタルサーバー(メール機能)をメールサーバーとして使いましょう。
理由は、レンタルサーバーにはメールサーバーとして使える機能が備わっているからですね。
レンタルサーバーとは別にメール専用サーバーを借りた場合、余計な費用がかかるので注意が必要です。
- メール専用サーバー・・1,100円/年ほど
- レンタルサーバー・・12,000円/年ほど
レンタルサーバーを使えば、メール専用サーバーの1,100円/年ほど節約できますよ。
下記で『個人事業にオススメなレンタルサーバー』を紹介しているので、参考にしてくださいね。
②メール専用サーバーを使う
『レンタルサーバーを持っていない・借りる予定がない』と言う人はメール専用サーバーを使いましょう。
理由は、メールサーバーに必要な機能が揃っていて年額1,000円~2,000円ほどで使えるからです。
- ウェブメール
- ウェイルスチェク
- メーリングリスト
- メール自動送信
- メール転送
- 迷惑メールフィルタ機能
個人事業主にオススメのメール専用サーバーはこの3つ【比較表あり】
まずは、オススメのメール専用サーバーを一覧表にまとめたので比較してみてください。
メールサーバー会社 | 年額 | 初期費用 | 容量 | アドレス数 | セキュリティ | サポート |
---|---|---|---|---|---|---|
お名前メール 公式ページへ |
◉ 1,040円 |
◯ 無料 |
◯ 2GB |
◯ 無制限 |
◯ | ◉ |
さくらのメールボックス 公式ページへ |
◯ 1,048円 |
◯ 無料 |
◯ 20GB (1メール上限2GB) |
◯ 無制限 |
◉ | ◯ |
ムームーメール 公式ページへ |
▲ 1,980円 |
◯ 無料 |
◉ 30GB |
◯ 無制限 |
◯ | ◯ |
➡️横方向にスクロール
下記で個人事業主にオススメのメール専用サーバー3つを詳しく解説していきますね。
- 費用を抑えたい人:お名前メール
- セキュリティを重視したい人:さくらのメールボックス
- 容量が多い方がいい人:ムームーメール
費用を抑えたい:お名前メール
- 費用を抑えたい
- サポートを重視したい
最初の費用を抑えたい!という人は、お名前メールを使いましょう。
理由は、プランが2つあるので使用状況によって変更することができるからですね。
プラン | 月額 | 容量 | ドメイン利用数 | メーリングリスト数 | 迷惑フィルター |
---|---|---|---|---|---|
ライト | 95円 | 2GB | 10 | 1 | ◯ |
スタンダード | 115円 | 20GB | 30 | 20 | ◯ |
スマホで横方向にスクロール➡︎
お客さんが増えてメーリングリフトを増やしたい時は、スタンダードプランに変更しましょう。
24時間365日無料の電話サポートに対応しているので安心して利用できますよ。
セキュリティを重視したい:さくらのメールボックス
- セキュリティを重視したい
- 費用を抑えたい
理由は、標準で迷惑メールフィルタ機能が付いていて、迷惑メールを識別してくれるからですね。
さらに、多くのメールを受信することで、識別の精度が高くなる学習機能がついていますよ。
容量が多い方がいい:ムームーメール
- ディスク容量は多い方がいい
- さまざまなデバイスで利用したい
「出来るだけディスク容量を多くしたい!」という人は、ムームーメールですね!
1,980円/年で、30GBの容量を使うことができます。
さまざまなデバイスでメールを使えるように、専用のwebメールも用意してありますよ。
メーリングリストが使えないので、その点は気をつけて選んでくださいね。
メール専用サーバーとレンタルサーバ(メール機能)を比較したい
「メール専用サーバーとレンタルサーバー(メール機能)のメリット・デメリットや機能・価格を比較したい!」という人は、下記の記事を読んでみてくださいね。
ステップ3:ドメインとサーバーを紐付ける
つぎは、ドメイン取得サービスで作った独自ドメインとレンタルサーバーを紐付けましょう!
ドメインとレンタルサーバーが同系列だと設定や管理も楽に行えますよ。
具体的な方法は、各サービスのアニュアルを参考にしましょう。
ステップ4:サーバーでメールアドレスを発行する
メールアドレスを発行するには、レンタルサーバー側で設定を行います。
具体的には、レンタルサーバーの設定マニュアルなどを参考にしてください。
アカウント名の決め方
レンタルサーバーでメールアドレス発行する時に、✖️✖️✖️の部分(アカウント名)を決めます。
■『✖️✖️✖️ @△△△.com 』
なぜなら、レンタルサーバーの機能によりますが、複数のメールアドレスをつくれるからです。
仕事用メールによく使うアカウント名の事例を下記の記事にまとめてます。参考にどうぞ。
メールを送受信するにはメーラー(メールソフト)が必要
パソコンやスマホでメールを送受信するには、メーラーが必要になります。
それぞれのメーラーによってメール業務を効率化する機能があり、ビジネスに特化したものもありますよ。
「どのメーラーが良いのか、わからない・・」と言う人は、下記を参考にしてくださいね。
独自ドメインでメールアドレス作って、安定したメール運用をしよう!
ご紹介した通り独自ドメインでメールアドレスを作れば、お客様からも信頼され、安定したメール運用ができますよ!
最後に紹介した内容をおさらいしましょう。
- ドメイン取得サービスで独自ドメインを取得する
- メールサーバー(レンタルサーバー)を借りる
- 独自ドメインとサーバーを紐付ける
- メールアドレスを発行する
ドメイン取得サービスの選び方は下記の記事でまとめてます。
ホームページのレンタルサーバー(メール機能)を探している人は下記の記事を参考にしてください。
個人事業主にオススメのメール専用サーバーはこの3つです!
- 費用を抑えたい:お名前メール
- セキュリティを重視したい:さくらのメールボックス
- 容量が多い方がいい:ムームーメール
メールサーバー会社 | 年額 | 初期費用 | 容量 | アドレス数 | セキュリティ | サポート |
---|---|---|---|---|---|---|
お名前メール 公式ページへ |
◉ 1,040円 |
◯ 無料 |
◯ 2GB |
◯ 無制限 |
◯ | ◉ |
さくらのメールボックス 公式ページへ |
◯ 1,048円 |
◯ 無料 |
◯ 20GB (1メール上限2GB) |
◯ 無制限 |
◉ | ◯ |
ムームーメール 公式ページへ |
▲ 1,980円 |
◯ 無料 |
◉ 30GB |
◯ 無制限 |
◯ | ◯ |
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